2017年10月9日月曜日

いい感じを求めて

お客さんからの依頼は様々なようだ。

こんな感じで!というラフ図から始まったり、

こんな感じの!という生地から始まったり、

こんな感じか?という疑問から始まったり。

前の業界もそんな感じだった。

その感じを具体的にしていくのがメイカーの仕事でもある。

言うは易く。

同じような糸で同じ密度で織っても、違うものにしかならない奥深さ。

細か〜いところ(繊維形状だとか撚り)が少しでも違えば、

 全く違うテクスチャーなのである!

ということを噛み締めています今日この頃。

だからこその、可能性未知数なんですけれども。。。

今は、ER(織機)習得も含め、繊闘中。



とりあえず織ってみて、生地の厚みや手触り、雰囲気を確認する。

そして、密度や番手や組織をもう一度考えてみる。


お客さんとメイカーの間にある、”いい感じ”を求めて!


営業のときも、この感覚の見極めがとても重要だった。

どっちにも寄り過ぎない絶妙なところ、これをつけるか否かで

双方の表情は変わる。

そう、同じだ!

生地の表情も大事ですけど、

 

お客さんの表情こそ大事ということだ!!


0 件のコメント:

コメントを投稿