機場も人も常に進化のチャンスあり。
見回りしていると、いつも気になるとこがある。
房耳と呼ばれる端材を巻き取る装置なんですが、
ちょいちょい糸が引っ付いてしまい、下に落ちずに、緑方向へ巻き上がってしまう。
見つけるたびに手で下に落とすのがぷちストレス。
見逃して深化してしまったら、糸がぐちゃぐちゃになってテンションが緩み、
織りもぐちゃぐちゃになる恐れあり。
同時に、どこからともなくシンカーが飛んでくることにもなる!
御免被りたいので、なぜなのか?観察してみる。
そうか!糸が溜まってないうちは、重さでスムーズに落ちるけど、
青のところ、上に溜まってくれば落ちる距離も短くなり軽くなってしまう。
それで、糸が剥がれきれないのか〜!
原因はわかったので、対策を練る!
下のバーの位置あまり意味を成してないんじゃないか??
赤の重力方向に落ちるのが最大であるけど〜、今は黄に重さが分散している。
それに、もっと上の方で剥がれやすくしないといけないな〜。
あれこれ考えて、
師匠お得意の断捨離断でパイプを有効活用することに。
これで真下に落ちて、且つ、糸が巻き上がるスペースをなくしたので、いけるんじゃ??
滑りやすい素材の上に、織機の振動で小刻みに揺れるので落ちやすい!
しばらく様子を見てみる。
安定しているけれども、途中怪しい動きがちらほら。こっからは微妙な調整。
もう少しパイプ長い方がいいかな〜?
と思ったら、思うだけでなく実行するんだ!
パイプ切ってー
パイプ削ってー
再度設置!
これで完成か???
いやいやまだまだ進化するだろう。
この追求こそが、その先の真価に繋がるはずだ。織機も人も!
小さいことですけど、
ぱっと見、え!?何が進化だって??
みたいなことの、積み重ねを進化って言うんだ!きっと。
そう思い込み、日々ほふく前進化だー!!
さて僕は何回、進化って、書いたでしょう?
疑い、考える。その先に進化はあるんだ!
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