次は何の本読もうかなーなんて考えている。
せっかく西脇にいるのだし、久しぶりに横尾忠則さんの本でも読もうかしら。
ここに来るまで、横尾さんの出生地だったなんて知らなくて、
僕も大好きな人なのでテンション上がったことを思い出す。
何冊か本を持っているが、初めて「Y字路」シリーズを見た時には驚いた。
ただの分かれ道も一つの画の中に収まれば、価値が生まれる。
意味があるようでないものに、なんとか意味を見出そうする。
横尾さんすら、なぜY字路を描き続けるのかわからないという。
僕が好きな理由は、
Y字路という限られた枠の中でいろんな新しい表現に挑み続けているからだ。
赤いフィルターをかざしてみたり、
黒く塗り潰してみたり、
そこにはまた新しい意味が生まれたような気がして探してしまう。
そのようにして、僕は翻弄され続けたわけだ。
意味があるとかないとかではない。
ついつい考えさせられることが価値である。
価値があるのではなくて、
価値があると思うのである。
僕もそういうところを目指していかなければならない。
いつだって僕はY字路の前に立っているのである。
いや、僕自身がY字路?
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