機番長の姉さんと四国のお遍路の話になった。
というのも実は、会社を辞めてすぐに歩き遍路で四国一周をしたことがある。
あの濃厚な1カ月は、色あせることもなく、
むしろ、思い出したら鮮やかな色がでてきて、また行きたくなった。
遍路をしようと思ったきっかけは、すごく単純なもので
人生に悩んでいた、懺悔することがあった、、、
なんてことはなく、ただただ空海が好きだったからである。
もともと宗教やそれに類する思想に関心があって、あれこれ読んだ一冊が
僕を四国に導いた出会いであったわけです。
それがこちら!
司馬遼太郎の「空海の風景」上下巻
これは空海にまつわる史料をもとに、司馬遼太郎の想像を膨らませ随筆的に書かれた
作品なので、割と読みやすい、、、はず。
司馬遼太郎好きならたまらなく面白い、、、と思います。
初っ端からマニアックだな!!
と思われるかもしれませんが、
心を動かされた! 否!! 体を動かされた
一冊なのです!
そしてさらに、
学生時代に空海のインスピレーションを作品に仕上げたのが、こちら!
「無明」
というタイトルの多重マーブル染めアウトロー技法。(オリジナル開発)これを語るとキリがないので、今回は割愛で!
最後に、
お遍路の笠にも書かれていて 、作品のイデアになった空海の言葉で締めます。
迷故三界域
悟故十方空
本来無東西
何処有南北
意味知りたいかたは調べて下さい!
そしたらもう、遍路への入り口はすぐそこ!
いろいろ脱線しましたが、
体を動かされた一冊!
みなさんはいかがでしょうか??
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