西脇デザイナー育成のセミナーで、今回は京都の染工場へ。
まずは、前回のセミナーでもあった有限会社 久山染工さん見学。
前のブログ「プリントの世界」でも書いてますが、
特殊なプリントに挑戦されている染工場さんです。
25mある捺染台がずらっと6列。
捺染台には生地を貼り付けるために糊が引いてあります。
キレイに貼り付けていかないと、刷る時にムラになったりするので大事な作業。
繊細な生地を貼るときは、捺染台についた糸くずやちょっとした凸凹が邪魔をするので、
一回糊を引き直すこともあるそう。これが結構大変な作業。
そもそも使う毎に水を流してキレイに掃除しないといけないので、大変。
僕は染工場にインターンしたことあるので、この大変さわかりますっっっ。
そして、捺染台は刷った後すぐ乾くようにボイラーであったかくしてあるので、
この時季だけれど、まだまだ暑かった。
僕も現場仕事なので、
暑いな〜とか面倒いよな〜とか、そんなところにばかり目が行く。笑
プリントは大量に洗い物が出るので、刷るのはあっという間だけれど、
準備や片付けがかなり大変な作業。
この作業、この精度がクリエイションの基盤であるので、
よくよく見ておくポイントだったりする。
見学では、見せ場や技に注目しがちだけれど、
地味な作業の中にクリエイティブが隠れているものだ。
そんなことを思いながら、久山さんを後にした。
つづく。
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