今回の西脇デザイナー育成事業のセミナーでは、
トレンドユニオンの家安さんによる「
2020年SS予測と自分たちの関わり方」
そんな内容だった。(以下個人的解釈含みます。)
大きなキーワードは、「FOLKLORE」=人類学。
ファッションシステムの行き詰まりや宗教問題の悪化という昨今の背景から、
もっと身近なところでは災害による被害もそうだし、
今一度、人それから人との間というところに視点が向いているように思う。
日本もかなり遅れているけどフィットネスが浸透してきているし、
僕的にはファッションより筋肉が盛り上がっていくほうが嬉しかったり。笑
ずっと、”筋肉”がトレンドであってほしい。。。願
ガチジョークは置いといて、
プリミティブな貫頭衣ファッションだったり、手芸(ローテク)が盛り込まれた
アイテム、結びつきを象徴するリボンや、紐、
色で言えば「薄いピンク」、「白」テクスチャーで言えば「柔らかい」 「スキンライク」
などの人間的イメージを軸とした予測が並ぶ。
面白いと思ったのは、SSだけれど「黒」や「ハリのあるレース」も予測
に入っていたところか。
実際にうん十万するブックも見れたので、視覚的に入ってきてなるほどなるほど。
個人的には別にトレンドとかどうだっていいんだけど、
色んな角度から考えてみる、編集してみるってことが大事だということだろう。
それから、自分たちのこれからの予測?ということもあって、
各自に掘り下げた質問や投げかけがあった。
時に、根本に立ち返るような質問は大事である。
けれど、どんどん掘り下げていくことで自分の可能性を制限してしまうことも
あるということを考えておかないといけない。
自分はこういう人間なんだと思ったら、合ってる合ってないで判断しがちになるけれど、
そうすると自分のキャパは増えていかないだろうし。
時に、予測、時に、編集していくということは自分の中でも大事な作業だし、
頭の中をシンプルにしていく点で大事だと思った。