2018年2月22日木曜日

ミスフィットに学ぶ。

時代にフィットするモノやヒト。

時代にフィットしないモノやヒト。


僕は、どうにも後者にそそられる。


ふと考えていたら、この本が浮かんできたので、今日は哲学の話。


知ってる人は知っている、社会哲学者のエリックホッファーのエッセイです。


18歳で両親が亡くなり、そこから農業労働・沖仲仕と生涯肉体労働者として

生きた哲学者。

学校はでていない。

労働の傍で読書に勤しみ、物理学や数学、植物学を独学で習得し、

一時は大学の研究員としてスカウトされ功績を残したが、

最終的に肉体労働者としての道を選んだ、

なんとも数奇な人生。


富裕者でもなければ、賃金労働者でもない。


アメリカ社会が生み出すミス・フィットな階層で何を想ってきたのか?


そんなことを考えると、一層面白い!


ラディカルな彼の言葉、一つ一つが唸らせる。


彼はいう。

「感受性の欠如は、基本的には自己認識の欠如に基づいている」

だとか

「われわれは自ら創造したものよりも、模倣したものを信頼する」

だとか

 なるほど〜と思ったのは、

「世界で生じる問題の根源は、自己愛ではなく、自己嫌悪にある」ということ。


自己嫌悪を隠そうとするために、自己愛が生じる。

自己愛の増幅にハッピーを感じていたら、、実は、、、。


だからこそ、自分自身にすることを、他人にも行うという。


自分を許すとき、他人を許す。

自分を憎むとき、 他人を憎む。



僕にとっての戒めの言葉である。ときには、哲学を!


自己認識こそが感受性を開くのだ。


そして、この感受性が現実と非現実の境目を際立たせる。

僕はそういうものだと思っている。


読んだことない方は是非!


単純に労働者視点のエピソードが面白いですし、


自然と哲学する一冊なのです。

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