友の友の師匠が着物の展示会やっているということで、こちらもチェックメン。
写真が撮れなかったのがすごく残念なくらいに良くて、
一応バックの織りだけ。
からみ織りになっていて、よろけているところは指で操作するんだそう。
近くで見ると、さりげなく金糸が使われていたり、
手織りならではの柄の組み方だなぁということがわかる。
ちょうど出展されている作家先生のお話も聞けた。
デザインに関する視点や空間の活用、色合いや糸使い、
糸一本も無駄な表現はないという話にすこぶる思いがした。
イメージの出所もやっぱり感性だなぁと思う。
齢70の先生は麦畑に感銘を受けたらしく、着物を見ているとその情景が浮かんでくる。
片身で微妙にトーンを変えてあって、
それは遠くと近くでは見え方が違うからだという。
平面の中に、いかに奥行きを出すかも大事なところだ。
アーティストとはまた違う感性に触れて、充実した1日だった。
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