2018年6月3日日曜日
消化不良には成長剤を!
「産地活性化」の本質は、人財(作り手)である。
ここ西脇では、「西脇ファッション都市構想」を掲げていて
その中の一つに、「デザイナー育成」というものがある。
未来の作り手になる人財を輩出していくため、支援していく制度である。
端から見れば、期待感ありそうな事業である。
僕もデザイナー育成枠なんだけれども、中から見て思うことがたくさんある!
(まだ一年未満ですが)
ほんとに人財が育成されていっているの?
HPを見ると、播州織に携わり頑張るひと・事業所・団体・行政がひとつになって・・・
なんて書いてあるけれど、、、
意思疎通が図れているとは到底思えない。
行政は、何が大事なのかがわかっていない。 (としか思えない)
受け入れ事業所は、”人財”ではなく、”人材”を求めている。(ようにしか見えない)
昨今、継続的に若者が移住していて、注目を浴びている?西脇だけれども、
その先のビジョンや如何に?
田舎のゆるゆる感覚で仕事して、低い次元で仕事できる!ってなっても、
長期的スパンで見たときに、通用していく経験値になり得るのか?
単に目先の仕事をこなすだけでなく、付加価値の提案・創造できる人財に
なり得るのか?
そういうことを前提とするならば、
自分と戦ってキャパオーバーしながら、少しずつ限界値を伸ばしていく
苦行こそが成長の糧であるはず。
そもそも、そういうことを思わせる会社の熱量はあるのかが問われるところだ!
鉄は熱いうちに打て!で、
フレッシュマンの時にどれだけ打たれるかで、その人の強度は決まってくると思う。
競争力の低い田舎において、この辺のことを僕は懸念していて、
デザイナー育成での「播州織産地で働いてみたい人へ」の項目では、
あまりポジティブな意見を述べていない。
周りをみていて、とっても勿体無いなぁと思う以上に、
あまり思った成長がなされていないことがとっても悔しいところである。
(リア充目的で田舎に来たのなら別だけど・・・)
はっきり言って、綿花なんか育てている場合ではない。
もっともっと、覚悟して来た人を、自分を、育てることに意識を置くべきだ!
幸い?、OKDでは、
小規模機業にして一流企業のプレッシャーという絶妙?なパワーバランスがある。
僕は、入る前から気づいていたからここにいる。笑(ブラックセンサー発動)
1人ジョブフェア開催人から見ても、ほっとけない!
外野の「産地は楽しいよ〜」という無責任な声に反して、
僕は内野から、リアルな声を発信していくっ!
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